芸術の秋にちなんで倉敷市立自然史博物館では、折り紙作家が実物そっくりに表現した「折り紙昆虫展」が開催されています。
倉敷市立自然史博物館の特別展示室では大阪の折り紙作家江頭聖大さんによる「折り紙昆虫展」が開かれています。
カブトムシやチョウなど良く知られているものや「トラツリアブ」という珍しい昆虫を折り紙で本物そっくりに折った作品35点と、モデルとなった博物館所蔵の昆虫標本も合わせて展示しています。
作品は、昆虫の姿を忠実に表現していて胴体の節の数や手足の向きなどの細かい特徴にまでこだわっています。
本物の昆虫そっくりにリアルに表現した作品の裏側まで鏡で見ることができます。
作品はどれもカラペと呼ばれる薄くて丈夫な折り紙専用の紙を正方形1枚からハサミを一切使わずに作られています。
特別展示室には折り紙で昆虫を折る工程も紹介されています。
折り紙作家と自然史博物館とのコラボレーション「折り紙昆虫展」は10月25日まで開催されます。
なお、10月14日は江頭さんによる昆虫折り紙教室が開かれます。




