倉敷市は、7月豪雨でこれまでに大量に発生し、今後も排出する災害ゴミの処理実行計画を発表しました。全ての災害廃棄物の処理を2年以内、2020年の7月をメドに完了を目指すとしています。
実行計画によると、真備町を中心にした浸水被害、土木、流木の流入などで災害廃棄物は22万6千トンと推計しています。内訳は宅地内や路上、井原線の高架下などに集積された災害ゴミが4万3千トン、土砂混じり瓦礫が1万5千トン、さらに今後、家屋の公費解体などで排出される量は16万8千トンとしています。4万3千トンの路上や高架下に集積されていた廃棄物は8月25日までに撤去は完了、また、来年7月末までをメドに1次仮置き場の吉備路クリーンセンターやマービーふれあいセンターなどから二次仮置き場の水島処分場へ搬出を行います。さらに、現在申請を受付中の家屋などの公費解体は2020年3月末までをメドに1年6ヵ月以内での完了を目指します。全ての災害廃棄物の処理は土壌への汚染がないかなど周辺環境に配慮した適正処理を行い2020年の7月までをメドに完了させたい、としています。




