玉野市の職員有志は玉野市渋川の「玉野海洋博物館」(渋川マリン水族館)を魅力ある施設にしようとプロジェクトを進めています。
昭和28年に開館した玉野市立玉野海洋博物館は、県内で唯一水族館と博物館の機能を合わせ持つ施設です。オットセイやアザラシ、ウミガメなど180種2000点を飼育、展示しています。年間およそ9万8千人が訪れる観光地のひとつですが、近年の市の財政状況の悪化に伴い、営業努力が求められています。厳しい状況の中、何度も訪れてもらえるような施設に生まれ変わらせようと玉野市の職員有志12人が立ち上がりました。職員たちは、6月から活動を始め、来場客アップのためのアイデアを出し合ってきました。3回目の会議では、施設の清掃活動のほか、ホームページやSNSを使った情報発信、バックヤードの見学ツアーなど実現に向けて具体的な案が出されました。今後もエサやりやプール掃除などの業務1日研修や他県の市立水族館を視察するなど魅力ある施設づくりに取り組んでいきます。




