校舎が被災し来月から仮校舎で授業を再開する真備陵南高校は仮校舎となる倉敷市立工業高校で保護者に向けて説明会を開きました。
真備町箭田にある真備陵南高校は西日本豪雨の影響で校舎の1階天井まで土砂が浸水しました。
1階には職員室や特別教室などがあり大きな被害を受けました。
また体育館も水没の影響で床がめくれるなどして使用できない状態です。
学校のグラウンドでは被害の大きかった職員室や特別教室がはいるプレハブの校舎の建設が進められています。
真備陵南高校の生徒はプレハブ校舎が完成するまでの間、夜間定時制の倉敷市立工業高校を日中に、仮校舎として利用します。
市立工業高校では来月3日からの授業再開を前に保護者説明会が開かれました。仮校舎への通学方法や
今後の学校のスケジュールなどが説明されました。
また教員からは災害の経験や環境の変化から生徒の心のケアが重要になることも伝えられ、「子どもの心の状態を見守りスクールカウンセラーを活用してほしい」と保護者へ呼びかけました。
この日は校舎の見学も行われ、保護者が教室を見てまわりました。
プレハブ校舎の建設工事は来月末まで行われ、10月から本校舎での授業再開を目指します。




