総社市スポーツ振興表彰「藤岡郁海賞」の表彰式が行われ、今年度優秀な成績を収めた個人・団体を表彰しました。
総社市スポーツ振興表彰は、スポーツの発展に尽力した元総社市体育協会会長の故藤岡郁海さんの遺志を継いで設立されたもので、ご子息が寄付した６００万円を原資として優秀選手へ５万円、優秀団体へ１５万円を贈っています。表彰式では、総社市教育委員会の山中榮輔教育長から表彰状と賞金が手渡されました。個人賞ではバドミントンアジアジュニア選手権の１５歳以下の部でベスト８に入った総社西中学校１年の吉川天乃さんをはじめ、アジアマスターズ陸上競技選手権の８００ｍ、１５００ｍで優勝を果たした総社市三須の高杉泰範さんなど、中学生から社会人までの７人が受賞しました。また団体賞には総社西中学校陸上競技部４×１００ｍリレーチームが選ばれました。メンバーらは全国中学校体育大会で７位となり、準決勝では岡山県・中国中学校新記録となる４３秒０３を記録しました。受賞者を代表してゴルフの日本女子オープン選手権でアマチュアながら３位に入り、ベストアマチュア賞を獲得した小倉彩愛さんが「慢心することなく今後も精進していきます」と謝辞を述べました。総社市スポーツ振興表彰は平成１９年度から実施され、これまでに個人６２人と４団体が受賞しています。
