不要になった衣類が新しい服や燃料などに生まれ変わります。
こうした繊維製品の循環を目指したリサイクルイベントがイオンモール倉敷で行われています。
リサイクル業者によると日本では毎年、衣料品が170万トン廃棄され、そのうちおよそ8割が焼却や埋め立てされているといわれています。焼却するのではなく、原料に分解し再び衣料品に生まれ変わらせたり燃料として活用しようというリサイクル活動が全国で進んでいます。このリサイクル活動に参加するイオンモール倉敷とアパレル企業のアダストリアは社会貢献活動として初めて衣料品の回収イベントを開きました。衣料品を持ち込むとアダストリアが運営する8店舗で使用できる割引券が配布されるとあって、不要となった衣類が次々と持ち込まれていました。回収した衣類はこのリサイクルプロジェクトを進めているリサイクル業者に集められポリエステルやエタノールなどの原料に分解し、衣料品としての再生やジェット機などの燃料として活用されます。回収できるのは革製品や下着類などを除く衣類で何点でも持ち込み可能です。このリサイクルイベントは今月11日までイオンモール倉敷1階セントラルコートで開かれています。




