学んだ技術を生かそうと県立興陽高校造園デザイン科の生徒が深山公園で校外実習を行いました。
実習には、2年生39人が参加し、玉野市公園緑化協会の職員と市内の造園業者4社の職人などの指導を受けて行われました。生徒たちに任された作業は、深山公園南側の親水広場の芝と水路の修復です。イノシシにより荒らされた芝の整備を担当したグループは、掘り返された芝を丁寧に植え付けなおし、コンパウンダーやローラーを使って固めていきました。また、広場横の水路を担当したグループは、台風により流れ落ちて水路をふさいだ大量の土砂をスコップやジョレンを使って取り除いていき、水路の復元に取り組みました。興陽高校造園デザイン科では生徒の造園技術を高めるため、平成6年から、毎年春と夏に深山公園で造園実習をしています。興陽高校造園デザイン科では生徒のおよそ3割が造園・園芸関係に進んでおり、「こうした校外実習を通して現場での造園技術を養い、将来に役立ててもらいたい」としています。




