総社市は平成３０年度の当初予算案を発表しました。片岡聡一市長は「地域力増強予算」と名づけました。
総社市の平成３０年度一般会計当初予算は３０１億２０００万円で前の年より１４．９％、額面で３９億円増額の過去最大規模となりました。事業は「福祉王国プログラム」「グランドデザイン改革」「全国屈指の地域力」の３本柱で進められます。主な事業としては歩くことを中心とした健康づくりの推進を実施し歩数に応じたポイントで市内で使える商品券を発行する事業に２５００万円、中学生の医療費を自己負担額１割にする助成事業に２億７７００万円、総社保育所と井尻野幼稚園を統合し総社保育所跡地に認定こども園を整備する事業に６億９９００万円、市内の住宅建築業者を利用し総社市内への住宅新築に対する補助事業として２４００万円などが計上されました。なお、新築住宅補助は空き家を解体しての新築、市街化区域への新築などあわせて上限は１１０万円で年間４０件程度を見込んでいます。
新年度当初予算案や条例制定、改正案など５１件は２月２６日（月）からの総社市議会２月定例会で上程・審議されます。なお、一般質問は３月２日（金）から始まります。
