倉敷新鋭作家選抜美術展が倉敷市立美術館で始まりました。
選抜美術展の作家に選ばれたのは陶芸の木村知子さんと油彩画の三宅三奈さんの2人です。美術展は作家2人と倉敷市文化連盟の西井弘人会長など5人でテープカットして開幕しました。陶芸の木村知子さんは倉敷市出身で高知大学で木工を学び、その後、岡山県立大学大学院で陶芸の道に進みました。真っ白な器に青色の草花を描いた作品が特徴で日本伝統工芸展や岡山県美術展などで入賞しています。油彩画の三宅三奈さんは祖母の影響で子どもの頃から絵に親しみ、青木正春に師事。子育ての傍ら、情熱的に作品を描き続けてきました。漢文の文字を絵画に取り込み直線と曲線を使った抽象画が特徴です。これまでに岡山県美術展や自由美術協会で入賞しています。木村さんと三宅さんの作品は白と青を基調にしたものが多く、訪れた人は2人の作品の組み合わせを楽しんでいました。倉敷新鋭作家選抜展は今月10日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




