総社市の神在小学校5年生は自分たちで植えた赤米の稲刈りをしました。
神在小学校では総合学習の授業で5年生が赤米の田植えから稲刈りをしています。6月中旬に植えた苗は150センチほどに成長し、収穫の時を迎えました。5年生23人は地域のボランティアにけがをしないように鎌を使って稲を刈る方法の説明を受けて、作業に取り掛かりました。最初はぎこちない手つきでしたが時間が経つにつれてコツをつかみ、自分の背丈ほどに成長した稲を手に持ち丁寧に刈り取っていきました。児童が稲刈りをしている田んぼは、地元で赤米を栽培している難波尚吾さんから借りている7アールで、今年は生育が良くおよそ200キロを収穫しました。収穫の途中では赤米の実を稲から取って実際の色を見たり生で食べたらどんな味なのか確かめていました。収穫体験をした児童は去年の5年生が収穫した赤米のおにぎりを味わい、農家の苦労や食べ物の大切さを考えていました。なお、今年の5年生が収穫した赤米は来年の学校給食に出される予定です。




