総社市の農産物直売所で農産物の実りと利用者への感謝の気持ちを込めたイベントが開かれました。
総社市内の農産物生産者などで作る、「サン直広場ええとこそうじゃ組合」は毎年勤労感謝の日にこのイベントを開催しています。販売開始前からおよそ100人が並んだのが総社市の姉妹都市、長野県茅野市から届いたリンゴやセルリーの販売コーナーです。去年より50箱増やし350箱としたものの販売開始から1時間経たないうちに完売となりました。茅野市のリンゴは、台風の被害も少なく甘みと酸味のバランスがとれた仕上がりになっているそうです。
また、去年から参加している福島県相馬市からは「王秋」という品種のナシが400個販売され、購入者には「小女子」がプレゼントされ東北の産品をPRしていました。
会場では、サン直広場の組合員などによる新鮮野菜や果物の販売が行われたほか、地元の野菜をたっぷり使った「芋煮汁」1500食分を総社もも生産組合のメンバーが調理して無料でふるまいました。
今年は、日照不足などで野菜の生育に遅れが出る中生産者は安くて新鮮な野菜を届けようとがんばっているということです。




