大原家別邸の有隣荘の庭を改修した京都の作庭家 第11代小川 治兵衞さんの講演会が開かれました。
この講演会は、大原美術館が有隣荘の庭を造園当初の姿に戻そうと改修したことを機に開かれ、およそ100人の市民らが話を聞きました。有隣荘は大原家の別邸として、大原美術館の創設者である大原 孫三郎が昭和3年に建設したもので、庭は平安神宮など国の名勝とされる庭園を数多く手がけ近代庭園の先駆者といわれる7代目と8代目の小川 治兵衞が手がけています。講演で小川さんは、「私たちが緑や川の流れを見て心が休まるのは、人間の体に自然の要素が組み込まれているから」と自身の考えを説明。「庭は自然への入り口。自然のすばらしさを多くの人に伝えることができるような庭造りを心がけている」と話しました。また、講演のあと有隣荘の庭が公開され、参加者は造園当初の姿に改修された庭を見学し、癒しの空間として作られた庭から自然の持つ力を再認識していました。




