玉野市の和田・御崎地区の住民が地震を想定した避難訓練を行いました。
訓練は、午前9時に震度6弱の地震があり火災や土砂崩れが起きたという想定で行われました。各家庭では、黄色いハンカチや黄色いタオルを玄関先に掲げ、無事を知らせます。そして、ラジオや非常食など、あらかじめ家庭で用意している防災グッズを手に、避難場所に向かいます。町内会単位では近くの公園などを一次避難場所としていて、町内会の責任者が人数を確認しました。ここから玉野市が指定する緊急避難場所に移動します。御崎地区は日比小学校、和田地区は生涯学習センターミネルバです。5回目となる今年の訓練は、地区住民の16%にあたる755人が参加し、このうち緊急避難場所には345人が集まりました。訓練後には玉野市危機管理課の職員による防災・減災に関する講演会や防災グッズの展示があり、住民はいざという時の備えについて理解を深めていました。




