総社市は認知症の人が行方不明になった場合に、市民への捜索協力を求めるメール配信事業そうじゃSOSメールについて街頭PR活動を行いました。
街頭PR活動には地域包括支援センターの職員や市民ボランティアなどが参加し市役所や郵便局などでチラシを配布してメール配信事業をPRしました。この事業は認知症の人や家族が地域で暮らしていくための安心につなげようと平成28年8月にスタートしました。携帯電話やパソコンのメールアドレスを登録すると行方不明の捜索願が警察に出たら不明者の情報が一斉送信される仕組みです。今年10月末までに583人がメール登録し、事業開始以降、4件の配信がありました。厚生労働省によると65歳以上の高齢者のうち15%が認知症の可能性があり、総社市の場合、認知症の可能性がある人がおよそ2800人となります。総社市ではメール登録者数を今年度末までに1000人にすることを目標に事業のPR活動や実際にメール配信のテストなどを今月中に行っていく予定です。なお、メール登録は指定のアドレスに空メールを送ると登録に関するメールが返信されてきますので返信されたメールの内容に沿って登録をしてください。詳しくは総社市長寿介護課0866(92)8373までお問い合わせください。




