総社市の墨彩画愛好者でつくるさわらび会が展示会を開いています。
さわらび会は月に2回の墨彩画教室で自由に作品制作に取り組むグループです。講師の枝松國明さんは墨彩画や水墨画の普及などに尽力したことから今年、総社市教育長表彰を受けています。今回の展示にはさわらび会メンバー12人の作品32点が並びました。宝福寺の山門や三重塔のほか棚田に映える夕日を描いたものなどメンバーが思い思いに描いた力作ぞろいです。また、このほか、今年の夏休みに募集した小学生の水墨画も合わせて展示されました。雪舟像や宝福寺仏殿の水飲み龍、タンチョウの親子など総社にまつわる絵が15点展示され訪れた人を楽しませていました。さわらび会のメンバーは「墨彩画は墨の黒、顔彩絵の具で色をつけていくときにいかに紙の白色を活かして制作していくかが難しく、そこが楽しい」と魅力を話していました。さわらび会の墨彩画展は今月12日まで総社市中央の市民ギャラリーで開かれています。




