9月21日の世界アルツハイマーデーに合わせて認知症の啓発活動「オレンジメモリーウォークin倉敷」が倉敷美観地区で初めて行われました。
西の空がオレンジ色に染まった午後6時、大原美術館前にはオレンジカラーのTシャツや小物を身につけたおよそ140人が集まりました。オレンジメモリーウォークは、認知症という病気を正しく理解してもらうための啓発イベントです。認知症になっても安心して暮らせる地域社会にしようと認知症の人と家族の会・岡山県支部が倉敷市で初めて行いました。ウォークには、この活動に賛同した倉敷市をはじめ、医師会、倉敷ライオンズクラブなど各種団体が参加し、確実に認知症への理解が深まるよう一歩一歩ゆっくり歩みを進めました。9月21日は世界アルツハイマーデーであることをアピールしながら大原美術館から倉敷アイビースクエアまでのおよそ500メートルの距離を9分間で歩きました。今や認知症患者は、65歳以上の高齢者7人に1人と言われていて、認知症の人に優しい地域づくりが求められています。




