高校キャリア教育推進に取り組む倉敷市立精思高校で、生徒の進路目標別の特別講座が開かれ、30日は、教育関係者を対象にした公開授業が行われました。
定時制の倉敷市立精思高校では、今年度(H29)から福武教育文化振興財団による教育活動の助成を受け『キャリアコンパスプロジェクト』と名付けたキャリア教育推進事業に取り組んでいます。キャリア教育を通じて身に付けた確かな学力や職業観を社会人としての自立に活かすことができる生徒の育成が目的です。8月29日から9月1日までの4日間は、漢字検定や英語検定といった生徒の進路目標やキャリアアップにつながる目的別の特別講座が開かれました。30日の公開授業には、県内の小中高校などから約40人の教育関係者が訪れ食物調理技術検定4級合格を目指す実技練習や金融経済に関する知識を高める学習など13の特別講座の取り組みを見て回りした。また、公開授業に先立って県内の産業界のビジネスリーダーによる講演会が開かれました。講師には、両備ホールディングスの松田久社長を迎えこれからの社会に求められる人材を育成するための学校教育や指導者のあり方について学びました。
倉敷市立精思高校・キャリア教育特別講座公開授業
【取材日】2017年8月30日
【場所】倉敷市立精思高校
【住所】倉敷市八王寺町




