倉敷市役所と市民団体が一緒に社会課題の解決を考えるワークショップが開かれました。
行政と市民協働のワークショップは、課題解決に向け官民のどちらかが一方的に提案するのではなく、課題そのものを対等な立場で同じテーブルに着いて一緒に考えていくものです。平成26年度の初開催以来、3回目となる今年は、倉敷市の職員や社会福祉協議会、コミュニティ協議会などの各種市民団体から約70人が参加し、10グループに分かれて4つのテーマについて考えました。今回の解決を考えるテーマは、
◆用水路に濃いピンク色の卵を産み付け稲を食い荒らす「ジャンボタニシの食害を減らす方法」
◆高齢者や障害者など移動手段を持たない人たちへの生活の足を確保するための「移動サービスを地域で行う方法」
◆一人暮らしや高齢者世帯の「困りごと相談や見守り活動を行っていく方法」
◆野良猫対策としての「人と猫とが共生できるまちづくりの方法」の4つです。参加者は、それぞれの課題の現状を共有し、原因を究明しながら意見を出し合い解決策を模索していきました。今回のワークショップでまとまった結論は市民提案事業などに活かしていくことになっています。
倉敷市と市民団体が協働・社会課題解決を考えるワークショップ
【取材日】2017年8月30日
【場所】くらしき健康福祉プラザ
【住所】倉敷市笹沖




