倉敷美観地区の国指定重要文化財の大原家住宅が展示やカフェなどを整備し大原記念館として来年4月に開館することになりました。
大原家住宅は、築およそ200年の木造2階建ての建物です。大原家に関する資料や施設整備を行っている公益財団法人有隣会がかねてから大原記念館の整備を計画していた中大原邸を活用する方針となり今年5月末に経済産業省の中心市街地再興戦略事業に採択されました。3つの蔵や土間を改修し大原總一郎の蔵書を利用したライブラリーカフェや大原家が時代を先取りして取り組んできた事業の展示をする予定です。
また、教育に関わってきた大原家の思いをつなごうと、教師塾や高校生塾など教育支援プログラムを展開する予定で、従来の記念館にない特色を持たせます。
9月から改修工事に入り、来年4月の開館を予定、500円程度の入館料で年間6万人を見込んでいます。




