8月9日の長崎原爆の日を前に、倉敷市内の小学生が「長崎平和大使」として現地へ向けて出発しました。
これは、戦争や原爆の悲惨さと平和の尊さを学んでもらおうと、倉敷市が2001年から毎年実施しているものです。今回は倉敷市内の小学5、6年生20人が参加し、JR倉敷駅で出発式を行いました。参加者を代表して倉敷市立中洲小学校5年の中原美咲さんが「私のおじいちゃん、おばあちゃんも戦争を知りません。戦争が終わって72年。戦争を知っている方や被ばくされた方のお話を直接聞く機会はなかなか無いことなので、今回の平和大使の体験を少しでも多くの人に伝えていきたいと思います」と挨拶しました。参加者は1泊2日の予定で被ばく者の語り部から戦争の体験談を聞いたり、長崎原爆資料館を見学し、9日の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席します。




