岡山大学資源植物科学研究所で高校生を対象にしたサイエンススクールが開かれました。
「君の科学が芽生える日」と題したサイエンススクールには、県内の高校生45人が参加しました。生徒は、8つのコースに分かれて、植物のDNAや細胞分裂、光合成の仕組みなどについて学びました。且原真木教授のコースでは、「遺伝子の切り貼り、操作しよう」というテーマで、8人の生徒が実験しました。この実験は、害虫や病気に強い植物の遺伝子を作るためなどに行われています。生徒は、マイクロリットル単位で操作できるピペットマンを使って、DNAと、制限酵素と呼ばれる特殊な酵素を混ぜて、遺伝子が切断される条件を作っていきました。そして、紫外線をあてる装置でDNAが切断されているか確認していました。このサイエンススクールは、高校生に生物学や化学実験の面白さを知ってもらう為に毎年、夏休みの時期に開いています。




