倉敷市上富井の子育て支援拠点施設「ほっとハウス」で乳幼児の親子と地域住民が一緒に防災について学びました。
去年10月にオープンしたほっとハウスは子育ての悩みを相談したり情報交換をする場として一日平均10組前後の親子連れが利用しています。乳幼児の親子と地域の人とのつながりを持ってもらおうと今回初めて、防災について一緒に学ぶことを企画しました。講師には、兵庫県西宮市を拠点に被災地支援や防災学習支援を行っているNPO法人さくらネットの河田のどかさんが招かれました。河田さん自身も、小学1年生の時に阪神淡路大震災を体験しています。河田さんは、体験談を交えながら今後、岡山でも起こりうる南海トラフ大地震についてなど備えや心構えを話しました。
また、実際に、ほっとハウスの台所で食器棚を固定してみたり非常食を作って試食するなど参加者は体験を通してより災害への備えの必要性を感じていました。
ほっとハウスでは、今後も子育て世代と地域の人とがお互いの顔がわかる関係づくりを目指して年に2回イベントを開催したい考えです。




