放課後児童クラブで働く男性支援員や補助員を対象とした研修会が倉敷市で初めて開催されました。
倉敷市をはじめ、井原市や早島町など4市1町の男性支援員など37人が集まりました。研修会では、6つの班にわかれて男性支援員を取り巻く問題や悩みなどをグループごとに話し合い、意見を発表しました。支援員の仕事を始めて間もない人から、10年以上のベテランまで年齢も様々でしたが、共通の悩みとして「女子児童と女性支援員への接し方」がありました。また、支援員がどんな仕事なのか知られていない現状や給与面での不安などもありました。
現在倉敷市には63小学校区のうち61校に131クラブあり4836人の児童が利用しています。その児童たちと一緒に過ごす支援員や補助員の男性の割合はおよそ1割ですが増加傾向にあります。男性支援員同士が交流をはかり長く働こうという気持ちを醸成しようと今回研修会が計画されました。
放課後児童クラブは保護者が仕事などの理由で昼間いない家庭の小学生が放課後や夏休みなど長期休みの際に過ごす場所として、小学校単位で設置されています。支援員は2年前(H25)から都道府県の講習を受けて認定される資格に変わっていて、資格のない人は「補助員」。
今回のアンケート結果を参考に今後の研修会の開催を検討することにしています。




