中学生が歯と口の健康について学びました。
健康教室を開いたのは倉敷市立南中学校で一年生およそ350人が出席しました。南中学校では10年にわたって1年生を対象に学校歯科医を招いて教室を開いています。教室ではまず、就寝前の歯磨きや朝食をとるかなど生徒を対象に行った生活習慣のアンケート結果を保健委員が発表し、「歯肉の健康な人は歯磨きや朝食など規則正しい生活習慣が備わっている」と報告しました。そして、地元で歯科医院を開き、学校歯科医を務める柴田宏さんが中学生の歯周病について講演しました。柴田さんは中年以降の歯が抜ける原因の半分が歯周病だということや歯周病の初期の歯肉炎は「中学生、高校生のころから急増している」と説明しました。そのうえで「大人になって歯を失わないために今から歯肉炎を防ぐ生活習慣を身につけよう」と呼びかけました。
6日には一年生350人のうち、歯科検診で虫歯がなく、歯肉がきれいな146人を表彰しました。




