総社市の片岡市長は、6月28日に行われた三菱自動車工業のカルロス・ゴーン会長との会談内容を地元の自動車部品メーカーの各社長へ報告しました。
自動車部品メーカーなどでつくる協同組合ウイングバレイの西事務所を訪れた片岡聡一総社市長は、晝田眞三理事長をはじめ、12人の代表者へゴーン会長との会談内容を報告しました。三菱自動車の生産を上げるためゴーン氏は、「水島製作所では、軽自動車とスポーツタイプの多目的車『RVR』の生産に力を入れ年間の生産台数をフル稼働で最大の40万台にしたい考えで今年度から3年間で地元企業からの部品発注額を60%増やしていく方針である」ということを伝えました。さらに、「生産が増えることで地元部品メーカーのチャンスは大幅に広がるが、受注を勝ち取るのは競争力のある会社だけだ」と、これまで以上に競争力を高めることを求めました。片岡市長は、チャンスを逃すことなく競争力を磨き危機感を持って大きく成長してほしいとゴーン会長の発言内容を報告しました。
【インター】協同組合ウイングバレイ晝田眞三理事長
なお、総社市としては、三菱自動車の販売促進や地元企業と日産への橋渡しなど行政側からも支援策を考えていきたいとしています。
三菱自ゴーン会長との会談内容をウイングバレイ社長会へ総社市長が報告
【取材日】2017年7月5日
【場所】ウイングバレイ西組合会館
【住所】総社市久代




