総社市で社会貢献活動を行う社会福祉法人の協議会が設立され、記念の講演会が開かれました。
協議会の名前は総社市社会福祉法人社会貢献活動推進協議会です。1日、市内18の社会福祉法人が賛同し、協議会が設立されました。協議会では生活困窮者やひきこもりについて調査・研究し、仕事や子育てなどの暮らしの支援を行います。協議会はさっそく、設立を記念して講演会を開きました。川崎医療福祉大学医療福祉学科講師の直島克樹さんが「子どもの貧困の実態と解決に向けた展望」と題して講演しました。直島さんは2016年の国民生活基本調査で経済的に厳しい家庭で育つ17歳以下の子どもの割合を示す貧困率が13・9%で7人に一人が貧困状態にあることを紹介しました。そして、貧困により子どもにもたらす心身の影響について挙げ、社会福祉法人の取り組みの可能性を紹介しました。
会場には社会福祉法人の代表者や民生委員、児童委員など80人が訪れ、直島さんの話に耳を傾けていました。




