7月1日からの労働災害を防止する強化週間を前に、倉敷市で企業の担当者を対象にした講習会が開かれました。
講習会には岡山県労働基準協会倉敷支部・児島支部加盟の企業・事業所で、従業員の安全管理を担当するおよそ130人が出席しました。この日は、倉敷労働基準監督署の高橋慎太郎安全衛生課長が、労働災害防止のポイントを説明しました。倉敷労働基準監督署管内の倉敷市、総社市、早島町で4日以上の休業を余儀なくされる労働災害は減少傾向にありましたが、今年は5月末までで178件と前の年より2割増加。特に小売・福祉、サービスなどの第三次産業で増えています。その原因として主に作業中の転倒が挙げられることから、業種に関わらずそれぞれの事業所で防止策を講じるよう呼びかけました。




