文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定されている県立倉敷天城高校で普通科の2年生による課題研究発表会が行われました。
倉敷天城高校では、国際的に活躍できる科学者の育成を目指して、科学、物理、情報、生物の4つの分野から自らテーマを決めて課題研究に取り組んでいます。普通科の2年生およそ200人が40グループに分かれて、普通科1年生と理数科2年生の前でポスター発表を行いました。生物の分野では、糖度が高い保存食品は腐敗しにくいという仮説を立て、市販のハチミツを使用し、水で薄めて糖度を低くしていき40%以下になると発酵し始めるという実験結果を披露しました。こちらのグループの発表は、今年5月に高知大学で行われた中四国地区の生物学の高校生ポスター発表会で奨励賞を受賞しました。この他にも写真を撮るときの表情で性格が分かる分析結果など様々な発表が行われました。倉敷天城高校は、平成17年度からスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、平成27年度から3期目に入っています。




