総社市立山手小学校の3年生は総合的な学習で桃農家の仕事につて学ぶため桃畑を見学し、袋かけ作業を体験しました。
総社市岡谷の桃農家三谷直司さんが栽培する桃畑を見学に訪れたのは、山手小学校の3年生78人です。子どもたちは、桃づくりを始めて今年で3年目になる三谷さんから桃農家の仕事や桃の種類などについて話を聞きました。花のつぼみを間引く摘蕾、授粉、摘果、袋かけ、収穫といった桃農家の一年間の仕事の中で一番大変なのは、桃の実一つひとつに袋をかける袋かけ作業だということなどを教わりました。そして、病害虫を防ぎ、色が白くてなめらかな食感に仕上げるために行われている袋かけ作業を実際に体験させてもらいました。袋のかけ方を教わると、児童たちは、3センチから5センチほどに生長した青い実にオレンジ色の袋をかぶせていきました。
山手小の3年生が袋掛けした桃は、早生品種の加納岩白桃で6月末に収穫期を迎えます。桃農家では、摘果作業のあとの袋かけ作業に追われています。




