倉敷美観地区の阿智神社のおまつりに欠かせないのがじじとばばの面をかぶった「すいんきょ」です。
この素隠居を守り伝えている素隠居保存会が活動再スタートから25周年を迎え記念誌を発行し、倉敷市教育委員会へ寄贈しました。
寄贈された記念誌は素隠居の歴史や倉敷のまちとのつながりなどをまとめたオールカラー、A5版のものです。この記念誌を倉敷市内の児童生徒に素隠居を知ってもらおうと小学校63校、中学校26校などにあわせて300冊寄贈することになりました。素隠居保存会顧問の大賀弘章さんから倉敷市の井上正義教育長へ手渡され、井上教育長からは感謝状が贈られました。
素隠居保存会は昭和51年に発足しましたが、昭和57年ごろには活動休止状態になっていたそうで平成3年に市民有志により再スタートしました。現在は81の個人や団体会員に加え、素隠居姿でまつりに参加するメンバーや倉敷東小学校の児童の協力でお祭りやイベントで活躍しています。
記念誌は全部で3000部作成されていて、非売品です。倉敷素隠居保存会の活動に賛同して、会費を納めた方へ贈呈されるそうです。




