総社市のかな書家 故・高木聖鶴さんの文化勲章受章を記念して創設された児童生徒対象の書道大会が開かれました。
はじめに、高木聖鶴さんの長男で書家の聖雨さんがあいさつしました。今年2月に93歳で亡くなった父の書道に対するエピソードを語り「みなさんも熱意を持って取り組んでほしい」と呼びかけました。4回目の大会に参加したのは、総社市内の小中学生165人です。学年ごとに「うら」「松井の池」など課題が設けられています。1人5枚清書用紙が渡され、30分の制限時間で最も良い出来の1枚を提出します。参加者は練習の成果を発揮しようと、集中して筆を走らせていました。なお、作品は高木聖雨さんなど5人が審査しました。入賞作品39点は、30日から総社市上林の総社吉備路文化館に展示されます。




