県立倉敷南高校では開校記念で卒業生による講演会が行われました。
倉敷南高校では、毎年、開校記念日の4月25日に合わせて講演会や音楽鑑賞会を開いています。今年は、1988年に卒業した現在、文部科学省初等中等教育局教育課程課長の合田哲雄さんを講師に招きました。合田さんは「30年前、南高生だった私から皆さんへ」をテーマにどういう力を身に着けておけば社会変化に対応できるかなど、30年後の世界の社会情勢を見据えながら後輩たちに語り掛けました。その中で、現在の高校生が社会人になった時に人工知能=AIが人間の能力を追い抜く時代が来ると話し、人工知能をどう使いこなすか、人間にしかできない仕事は何かなど未来の社会でどう生きていくのか考えてほしいと訴えていました。生徒たちは自分たちの将来を思いながら合田さんの話に真剣に耳を傾けていました。




