総社市新本で7年に一度の荒神をまつる大神楽が奉納され、地域住民が夜通しの舞を楽しみました。
総社市新本の小砂地区では15軒ほどが地域の守り神として 荒神を祀っており、七年に一度神楽を奉納しています。今回は、井原市の大賀社を招き当番の家の庭先に設けられた舞台で、神話の世界が繰り広げられました。「天の岩戸開き」では岩戸の中へ籠ってしまった天照大御神に出てきてもらおうと神様たちが話し合う場面やにぎやかな宴の様子などが演じられました。
中でも子どもたちが楽しみにしているのが「国譲り」の演目です。大国主命が登場すると、集まった人たちへ餅やお菓子などたくさんの福の種がまかれました。
小さな子どもから高齢者まで、「大黒さん」と声をかけ福を授かろうと、袋いっぱいに詰め込んでいました。
集まった人たちは、楽しみながら地域に伝わる伝統行事を体験していました。




