第18回筝りーなフェスティバルが倉敷市芸文館で開かれました。「筝りーな」とは、通常の筝の半分の大きさで、持ち運びや収納が簡単にできる新しい和楽器です。「文化筝」の名前で知られていますが、岡山では、「筝りーな」という愛称で親しまれています。年に1度開かれるフェスティバルでは、県内の筝りーなの愛好者が 一堂に会し、演奏の腕前を披露しています。今年は、筝りーなを指導する講師をはじめ、小学生から80代までの教室生およそ250人が出演しました。ステージでは、筝りーなを始めて4か月の小学生が上級者と一緒に一(いち)筝(こと)、二(に)筝(こと)、十五弦筝のパートに分かれてアンサンブルを演奏したほか、童謡「夕やけ小やけ」をアレンジした変奏曲など、幾重にも織りなす筝の音色を響かせていました。訪れた人は、手拍子したり、歌ったりして筝りーなの魅力を堪能していました。
(取材日)4月3日
(取材場所)倉敷市芸文館(倉敷市中央)
(放送日)4月6日




