永年の懸案となっていたJR倉敷駅前東地区の土地区画整理事業が完了し完成式典が開かれました。
JR倉敷駅東の倉敷市阿知1丁目、2丁目、昭和1丁目、2丁目の各一部からなる総面積3.6ヘクタールが整理が完成した場所です。以前は、木造の低層住宅が密集し交通や防災の面で問題もありましたが、区画整理により解消され、関連事業により国道429号と歩道部分の拡幅や駐車場の整備も行われました。総事業費はおよそ33億円で平成18年の事業計画決定からおよそ11年かけて完成となりました。
完成式典には、地元関係者や地権者、事業の設計・施工に関わった事業者などおよそ60人が出席しました。伊東香織倉敷市長はこれまでの経過を振り返り地元関係者などの協力に感謝しました。また、地元を代表して誠屋社長櫛田修平さんが挨拶しました。櫛田さんは、生まれ育った町の思い出や、これまでに苦渋の決断をする場面があったものの、整然と整備された喜びを語りました。
【インタビュー】倉敷市 伊東香織市長
関連事業として整備された市営駅東駐車場は4月1日に開業、駐車場東のおよそ1100平方メートルを公園として新年度中に整備する予定です。




