倉敷美観地区の老舗旅館が所蔵する倉敷市名誉市民・原澄治の書が、倉敷市教育委員会に寄贈されました。
原澄治は、大原孫三郎の右腕としてエリアの経済発展に力を尽くした実業家です。この書は、倉敷美観地区にある「旅館くらしき」の大広間に掛けられていて、原澄治が70歳代に書いたものとされています。今年4月に旅館くらしきがリニューアルすることから、旅館を運営する穴吹エンタープライズが倉敷市に寄贈することを決めました。この日は会社を代表して、旅館くらしきの女将・中村律子さんが、井上正義教育長に目録を贈りました。倉敷市教育委員会では寄贈された書について、中央図書館に展示することを検討しています。




