倉敷八十八ヶ所霊場の春の巡礼が行われました。
倉敷市阿知の観龍寺の境内には、およそ60人の巡拝者が集まりました。
倉敷八十八ヶ所霊場は、四国八十八ヶ所霊場を模して江戸後期に作られたミニ霊場です。
毎年春と秋の2回、観龍寺を発着点に、鶴形山から向山におよぶ約8キロの遍路道を巡拝します。
巡礼者は、白衣に輪袈裟をかけた遍路姿の先達を道案内に霊場を一つひとつ訪ねていました。
巡礼恒例のお接待を受けたり、山道や町中など変化に富んだ遍路道を
歩きながら、石仏が祭られたお堂の前で手を合わせていました。
次回の倉敷八十八ヶ所霊場巡りは、11月に行われる予定です。




