倉敷市の茶屋町―下津井間を走っていた下津井電鉄の車両保存活動を行っている愛好家グループがかつての下津井駅で車両公開などのイベントを行いました。
車両の保存活動をしている下津井みなと電車保存会は1年もしくは2年に一度下津井電鉄の車両公開やクイズ大会などのイベントを行っています。旧下津井駅には現在車両11両が保存されていますが、このうち、下津井電鉄が廃線になる平成2年まで走っていたクハ24号と貨車1両を鷲羽山展望台近くにある下電ホテルへ移設する計画が進められています。今回のイベントでは、このクハ24号を来場者に塗装してもらう企画も行われました。車両の下側半分を、刷毛を使って白い塗料で塗っていきます。小さな子どもたちも参加できるとあって、およそ50人が楽しみながら塗装を仕上げていました。
【インタビュー】参加した人は・・・
下津井みなと電車保存会代表 高尾智さん
下電ホテルでは、移設した車両をカフェとして再生させたい考えです。




