川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科の卒業制作展が倉敷市立美術館で開かれています。
卒業制作展は川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科で学んだ4年生が大学生活の集大成として開いています。高齢者、育児、介護などの医療福祉の問題をデザインの視点で解決することを目的に去年の春ごろからテーマを決めて制作に取り組んできました。展示されたのは成果をまとめたパネルや冊子など513点です。迷子紐のデザインを考えた作品は学内コンテストで最優秀賞に選ばれたものです。子育て中の母親などにSNSなどを活用してアンケートを行い、その意見を元に、見た目を気にせずに楽しく使ってもらおうと制作されました。このほか、認知症予防や介護との向き合い方などをまとめたものや高齢者向けの防災マニュアルの提案など福祉の現場ですぐに役立ちそうなアイデアがまとめられています。川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科の卒業制作展は今月12日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




