国際ソロプチミスト児島は、2月12日、地元、倉敷市児島出身の元大相撲関脇鷲羽山(わしゅうやま)を講師に迎えチャリティー講演会を開きました。
元関脇・鷲羽山は、50年前の昭和42年(1967)3月場所で初土俵を踏みました。新入幕を果たした昭和48年(1973)5月場所では11勝4敗の好成績で敢闘賞を受賞。小柄ながら「突っ張り」や「押し」、「いなし」といった技を得意とし、36歳まで現役を続けた人気力士でした。ふるさと児島で開かれた講演会では、「勇気と努力で・・・」と題し、親、兄弟に反対されながらも琴浦高校を中退して出羽海部屋に入門することが出来た経緯や、当時の新弟子検査で身長173センチの規定に合格するために背骨を伸ばして検査に臨んだこと。実家の近くにある名勝「鷲羽山(わしゅうざん)」に由来すると思われている四股名の「鷲羽山(わしゅうやま)」がつけられた本当の理由。大型力士が輩出した時代の中で小兵力士として長く土俵を沸かせてきたことなど、力士として19年、親方として28年、47年間におよぶ角界人生についてユーモアを交えながら熱く語りました。
国際ソロプチミスト児島・鷲羽山チャリティー講演会
取材日 2017年2月12日(日)
取材場所 児島ジーンズホール(倉敷市児島味野)




