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寺松国太郎の洋画を倉敷市へ寄贈

倉敷市出身で明治から昭和期の洋画家寺松国太郎の作品「樹蔭(じゅいん)」が倉敷市の平田町内会から倉敷市へ寄贈されました。

寄贈された作品は、倉敷市平田生まれの洋画家・寺松国太郎が、明治45年の第10回太平洋画会展に入選した「樹蔭」です。働く農夫の姿を描いた30号の作品は、昭和12年に平田青年倶楽部に寺松自身が寄贈したもので、現在まで、平田町内会が管理する平田会館に展示されていました。寄贈から80年が経過し、明治期の洋画壇で活躍した寺松国太郎の作品を知ってもらおうとこのたびの寄贈となりました。贈呈式では、平田町内会の千田穣一会長から伊東香織市長へ目録が手渡されました。寄贈された作品は、傷んだ部分を修復し倉敷市立美術館の収蔵品として公開することにしています。今回の寄贈により倉敷市立美術館が収蔵する寺松国太郎の作品は91点となりました。

寺松国太郎作品寄贈
2017年2月7日(火)
倉敷市役所(倉敷市西中新田)

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  • 放送日:2017/02/07(火)
  • 担当者:中塚美佐子
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