倉敷市立精思高校は地域の人たちとの交流行事としてバザーや模擬店などのイベント開催しました。
「わかばフェア」と題したこのイベントは地域貢献や開かれた学校づくりの取り組みとして去年から行われています。生徒会のメンバーによるテープカットでオープニングを飾ると、開催を楽しみにしていた家族連れなどがお目当てのコーナーへと急ぎます。
中でもたくさんの人でにぎわったのがチャリテイィーバザーです。市内の協賛企業から提供してもらった食料品や日用品が３０円や５０円という格安で販売されるものもありかごいっぱいになるほど選んでいました。初めての開催だった去年は、会計を電卓で行ったところ時間がかかったり、間違いがあったりしたため今年は、バーコード式のレジを導入し、スムーズに運営できました。このバザーの売上は精思高校が東日本大震災以降交流を続けている宮城県南三陸町のＮＰＯ法人とものづくり工房へ贈られることになっています。
校内には、子どもたちにも楽しんでもらおうと塗り絵のコーナーやビンゴゲームなども用意され家族で楽しんでいました。
【インタビュー】精思高校生徒会長 源嶋ゆめさん
精思高校は、普通科と商業科の定時制夜間高校で、地域の人たちが校内へ入る機会はほとんどなく、このわかばフェアを通して学校への理解を深めてもらうことにしています。
