倉敷芸術科学大学で日本の大学進学を目指して日本語を学んでいる留学生が学習発表会を開きました。発表したのは、倉敷芸術科学大学留学生別科で学ぶ中国や台湾、パキスタンなどの留学生56人です。留学生別科は日本の大学に進学するため、1年または1年半かけて日本語のひらがなや漢字、文法、会話などを学んでいます。日頃勉強している日本語の成果を発表する場として開かれ、4回目となる今年は、連島地域の人たちのボランティアの協力を得て、留学生念願の着物を着ての発表会となりました。学生は、16グループに分かれて着物と浴衣の違いや書道、絵手紙、茶道など日本文化の体験を通して感じたこと、大学近くの霞丘(かすみがおか)小学校の児童との交流についてなど日本語で発表していきました。また、学生全員で「ビリーブ」を合唱するなどこれまで学習してきた日本語の知識を披露していました。
(取材日)1月30日
(取材場所)倉敷芸術科学大学(倉敷市連島町西之浦)




