スーパーサイエンスハイスクールに指定されている県立倉敷天城高校で理数科の2年生による課題研究発表会が行われました。倉敷天城高校では、国際的に活躍できる科学者の育成を目指して、物理、化学、生物、数学の4つの分野から自らテーマを設定し研究に取り組んでいます。理数科の2年生40人が、9つのグループに分かれて、岡山大学教授や理数科の1年生、天城中学校の3年生などを前に研究成果を発表しました。生物の研究グループは、体を分裂させ、増殖できる生物「プラナリア」が温度上昇にともなって増殖しているのではないかという仮説を立て、何度で個体数が増えていくかの実験結果を披露しました。数学のグループは、標的型メール攻撃の水際対策ソフトウェアを開発し、安全なメールを受け取る確率を分析しました。倉敷天城高校は、平成27年から5年間、スーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、今回で3期目です。
(取材日)1月25日
(取材場所)県立倉敷天城高校(倉敷市藤戸町天城)
(放送日)1月26日




