倉敷市の新渓園では、日本の伝統文化のひとつ「かるた」を楽しむ新春恒例のかるた会が開かれました。
昭和42年発足の倉敷かるた会と倉敷市文化連盟などが主催する新春かるた会は、今年50回目を迎えました。お正月遊びのひとつでもある「かるた」に親しみ参加者同士の親睦を深めてもらおうと毎年、岡山県かるた協会の運営によって「百人一首かるた」の競技会が行われています。新渓園の大広間には、倉敷市はもとより広島、香川など県内外の6歳から80歳代の愛好者94人が集まりました。初心者でも楽しめる散らし取りの部では、80人が14のグループに分かれランダムに並べた札を素早く、できるだけ多く取り合いました。参加者は、百人一首の下の句が書かれた札を輪になって囲み上の句が読み上げられると一斉に手を伸ばしていました。【インタビュー】参加者は
また、1対1で50枚のカルタを取り合う「競技かるた」の部では、全日本かるた協会競技規定により有段者などAからDの階級別に勝ち抜き戦が繰り広げられました。倉敷青陵高校や玉野光南高校などの競技かるた部の生徒も参加していて瞬時に札を奪う集中力と瞬発力がためされるかるた競技に挑んでいました。
新春かるた会「競技かるたの部」優秀賞
A級
松森一真(岡山市)
和家千夏(倉敷市)
B級
藤井俊輔(岡山市)
原田憲佳(玉野市)
C級
江見明日香(美作市)
兀下珠璃(早島町)
内田千渚星(岡山市)
D級
小野美鈴(倉敷市)
金丸華子(高松市)
家永 葵(倉敷市)
第50回新春かるた会
2017年1月9日(月・祝)取材
新渓園(倉敷市中央)




