近年、中学生や高校生など青少年の薬物乱用が増加しています。倉敷市立下津井中学校では、16日、薬物の恐ろしさを学ぶ教室が開かれました。
薬物乱用防止教室には、下津井中学校の全校生徒82人が参加しました。はじめに、児島警察署の小野敦嗣巡査長が、薬物の依存性を話し絶対手を出さないよう呼びかけました。その後、保健委員の生徒がどこで薬物の情報を知ったかまた身近に感じるかなど生徒たちの意識調査の結果を報告しました。また、岡山県精神科医療センターの作業療法士・佐藤嘉孝さんが講演を行い、大麻や覚せい剤など薬物の種類や薬物が体に及ぼす影響を説明しました。さらにネズミの正常な神経細胞と危険ドラッグを入れた細胞の違いを紹介し、薬物の恐ろしさを訴えました。児島署管内では、今年に入って、不正薬物の所持や使用で6人が逮捕されています。




