水島臨海鉄道沿線ガイドブック作成プロジェクトの最終報告会が、倉敷芸術科学大学で開かれました。
このプロジェクトは、倉敷商工会議所青年部20周年事業として、倉敷芸術科学大学、倉敷中央高校と連携して今年夏から行われています。大学では「倉敷まちづくり実践論」という教養科目の一環で取り組んでいて、報告会では履修する1・2年生を中心に18人の学生がこれまでの成果を発表しました。学生たちは水島臨海鉄道の沿線10の駅周辺について、歴史や魅力を調べ、まとめました。取材を通して世代間交流ができた、という感想があったほか、文章を要約するのが難しかった、という苦労話も相次ぎました。また、活気が薄れつつある町の様子について触れ「若い世代がまちづくりに関わることが重要だと感じた」という報告もありました。学生・生徒が中心となり取材編集したガイドブックは、「水島臨海鉄道沿線手帖われらピーポー探偵団が行く」のタイトルで来年3月に発行される予定です。




