師走に入り、新しい年を迎えるための準備が進められる中、倉敷美観地区の大原美術館でも年末恒例の大掃除が行われています。
大原美術館では、12月に入ると、毎週月曜日の休館日を利用し、本館をはじめ、分館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館の大掃除を順次行っています。約90点の名画を展示する本館では、30人ほどのスタッフが手分けをして2階の展示室から掃除に取り掛かりました。ゴーギャンの「かぐわしき大地」セガンティーニの「アルプスの真昼」ホドラーの「木を伐る人」といった名画を、壁からおろし、ハケを使って額縁の埃を丁寧に落としたあと、絵の表面のアクリル板を水拭きして1年間の汚れを落としていきました。大原美術館では、年内は25日まで開館し、新年の元日は、朝9時から本館のみ特別開館、2日から通常通りの開館となります。
大原美術館年末大掃除
大原美術館(倉敷市中央)
2016年12月12日(月)




