総社中央小学校で「民話のおじさん」こと、総社市井尻野の立石憲利さんを迎えて民話を聞く会が開かれました。
総社中央小の1年生56人を前に民話を語ったのは、日本民話の会の会長で、「岡山県語りのネットワーク」の会長を務め立石憲利さん78歳です。立石さんは、岡山県内だけでなく日本各地の民話の語り手を訪ね歩き、話を聞いては記録するという民話の調査研究の第一人者です。35年前からは、語り手としての活動にも力を入れ、小学校や公民館などで語りの会を開いています。総社中央小での民話を聞く会も35年以上続いている恒例行事で、今回もイソップ物語にも登場する「キツネとオオカミ」の動物昔話やお寺の和尚さんと小僧さんが観音様のお供えの「ぼたもち」をめぐってトンチくらべをする笑い話などが語られました。子どもたちは、身振り手振りをまじえて話す立石さんの ユーモラスな語り口調に笑いころげるなど、楽しい民話の世界を堪能していました。
総社中央小学校・立石おじさんの民話を聞く会
2016年11月29日(火)
総社中央小学校(総社市門田)




