総社市の古刹 宝福寺で紅葉の時期に毎年行われている「方丈」の特別公開が始まりました。
宝福寺の方丈特別公開は、紅葉の美しい時期に合わせて行われている11月の恒例行事です。いつもは、拝観できない方丈を一般公開して、画聖・雪舟ゆかりの宝福寺が所蔵する水墨画・書・掛軸などを展示しています。掛軸では、雪舟が描いた達磨大師像や釈迦三尊像。書では、江戸中期の明室清徳和尚が書いた白蓮池、千尺井など宝福寺の周辺の名勝地十カ所を表した「井山十境」。水墨画では、天龍道人が描いた黒葡萄の六曲一双屏風といった貴重な作品13点が展示されています。宝福寺の秋の方丈特別公開は27日(日)までの3日間行われます。
宝福寺・秋の方丈特別公開
2016年11月25日(金)
井山宝福寺(総社市井尻野)




